もりもりの食と健康ブログ

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じゃがいもの栄養成分とメリット・デメリット!名前の由来は?

もりもりです。

じゃがいもは、ビタミンBやCが豊富「大地のりんご」と呼ばれている。

じゃがいも(馬鈴薯)はナス科の多年草。

で、原産地は南米アンデス山脈の3000~4000メートルの高地といわれている。

南米征服(侵略)後の1570年頃、スペイン兵が持ち帰った。

わが国へは慶長6年(1601)、オランダ船によりジャワ島のジャガトラ港(ジャカルタ)から長崎に巻き込まれた。

それで当時は、ジャガタライモといった。

しかし本格的にわが国で栽培されるようになったのは、明治7年(1874)アメリカから良質のものが輸入されてからである。

馬鈴薯という名の名付け親は江戸時代の植物学者、小野蘭山である。

また、じゃがいもには緑も緑もと言う名の名付け親はと言う意味もある。

団地では1年に2度収穫できるからである。

ところで江戸時代、わが国の基金が基金がサツマイモで助けられたように、ヨーロッパの金星の生川ジャガイモンにより救われたのである。

フランスでは「第一のリンゴ」として親しまれている。

・じゃがいもの栄養成分

・じゃがいものメリット・デメリット

・じゃがいもの由来

についてお教えしますね。

最後まで読んでくださいね。

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じゃがいもの栄養成分

<出典元:食べ物のメリット・デメリットがまるごとわかる(医学博士・川嶋昭司)>

(100グラム中)
カロリー(㎉) 76
タンパク質(g) 1.6
脂質(g) 0.1
炭水化物(g) 17.6
カルシウム(mg) 3
リン(mg) 40
鉄(mg) 0.4
ビタミンA(mcg) (0)
ビタミンB1(mg) 0.09
ビタミンB2(mg) 0.03
ビタミンB6(mg) 0.18
ビタミンC(mg) 35
食物繊維(g) 1.3

 

じゃがいものメリット・デメリット

メリット

1⃣多様な食べ方ができる

じゃがいもは、「ゆでたり、焼いたり、煮たり」、そして揚げ物やサラダにポテトチップスなど、多様な食べ方ができる。

2⃣ナイアシンがさつまいもよりも多い。

ナイアシンは水溶性のビタミンで、ビタミンB群の1種で、さつまいもよりも多く含まれている。
ビタミンCも多い。

ビタミンCは熱すると減少するが、じゃがいものでんぷんはビタミンCを包んで保護しているので、葉野菜ほど減少しない。
じゃがいも、(200グラム)で1日の必要量の半分以上がまかなえる。

3⃣高血圧の予防

じゃがいもには鉄分、亜鉛、銅なども含まれている。
しかし、なんといっても多いのカリウムだ。
100グラム中に410ミリグラムも含まれている。

カリウムの多い食品は、高血圧の予防に有効である。

米食・パン食の人、とくに高血圧症で高圧利尿剤を飲んでいる人はカリウム不足になりやすいので果物や野菜のほかに、いも類を食べるといい。

アレルギー性皮膚炎や喘息などに『カリウム療法』というのがあるが、それにはじゃがいもが利用されている。

その場合はカロリーのことも考え、じゃがいもの煮汁をこしたスープを用いるとよい。

また、がん細胞の増殖を抑える物質も含まれている。

デメリット

1⃣ソラニンという有害物質が含まれている

じゃがいもには、ソラニン・チャコニンという毒が含まれている。
ソラニン・チャコニンはグリコアルカロイドという成分の一種。
双方ともに一定量以上摂取することで腹痛などの食中毒症状を引き起こすといわれている。
ソラニンについては危険性が高いことはよく知られていますが、実は近年の研究でチャコニンの方が毒性が強いといわれている。

ナス科ナス属植物に含まれるアルカロイド配糖体の一つで、毒性があり、じゃがいもの新芽に多く含まれ、食べすぎると嘔吐・腹痛・めまいなどの中毒症状をおこす。

 

じゃがいもの由来

原産は、ペルーのアンデス山脈の標高3000メートルから4000メートルの高地といわれている。
約500年頃から栽培されていて、インカ人たちの重要な食糧だった。

16世紀に、インカを征服したスペイン人によって、ヨーロッパに伝えられ、当初は観賞用だったが、次第に食用になった。
そして、17世紀にはヨーロッパ全土にまで広がった。

日本へは1598年(1603年説もある)に、オランダ船によりインドネシアのジャカルタのジャガトラ港から長崎に入ってきた。

ジャガトラという港の名前から『ジャガタライモ』と呼ばれた。
これがジャガイモの語源とされている。

その後、名前 が変化 して『じゃがいも』になったとい われている。

ほかにも

・『ジャワ島の芋』の略
・天保の大飢饉の際にジャガイモのおかげで多くの人が助かった『御助芋(ごじょいも/おたすけいも)』が転じたという説がある。

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最後に

じゃがいもほど、いろんな料理に使われ、身近な食べ物はないでしょうね。

最後まで読んでくれてありがとございました。