もりもりの食と健康ブログ

食と健康に関する情報です。

かぼちゃの栄養成分とメリット・デメリットをお教えしますね。

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もりもりです。

かぼちゃ(南瓜)は甘くておいしい野菜です。

子どもにも人気がある野菜ではないでしょうか。

煮物や味噌汁、天ぷら、素揚げ、さらにはアイスやケーキなどのデザートにしてもすごくとおいしいです。

それにすごく栄養もあります。

かぼちゃは、世界中で約20種類もあるウリ科の大型一年生つる草です。

日本で栽培されているのは、「日本かぼちゃ、西洋カボチャ、雑種かぼちゃ、ペポかぼちゃ」の4種類です。

ペポかぼちゃという、すごくでかいかぼちゃを見たことないですか?

でも、残念なことに、ペポかぼちゃは食べれないんですよね。

かぼちゃの

・名前の由来

・栄誉成分

・メリット・デメリット

についてお話しますね。

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かぼちゃの名前の由来

「かぼちゃ」という名前の由来は、「カンボジア産の野菜」「カンボジア瓜」と呼ばれていたものがなまって、かぼちゃとなったというのが、有力なようですね。

きっと、こんな感じで名前が変化したのでははないでしょうか。

「カンボジア⇨カボジア⇨カボジャ⇨カボチャ」って。

 

そして、もう一つの説は、「かぼちゃ瓜」と呼ばれていたものから「瓜」がとれて「かぼちゃ」と呼ばれるようになったという説もありますね。

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かぼちゃの栄誉成分

出典元:(食べ物のメリット・デメリットがまるごとわかる本、著者:川嶋昭司)

(100グラム中)
カロリー(㎉) 91
タンパク質(g) 1.9
脂質(g) 0.3
炭水化物(g) 20.6
カルシウム(mg) 15
リン(mg) 43
鉄(mg) 0.5
ビタミンA(mcg) 330
ビタミンB1(mg) 0.07
ビタミンB2(mg) 0.09
ビタミンB6(mg) 0.22
ビタミンC(mg) 43
食物繊維(g) 3.5

かぼちゃのメリット

1⃣ビタミンやミネラルもが多い

かぼちゃは、カロリーが高く、ビタミンやミネラルが多く含まれています。
栄養バランスのとれた野菜です。

戦後の食糧難の時代には、かぼちゃの豊富な栄養で助かった人も多かったでしょうね。

2⃣前立腺肥大の予防

西洋カボチャには、ビタミンCが100グラム中に43ミリグラムあります(日本カボチャはその半分以下です)。

また、「ビタミンC」とともに抗ガン的に作用する「βカロテン」も豊富です。  

βカロテンは、血行をよくし、皮膚や粘膜をも保護し、健康に保つ効果があります。

前立腺肥大の予防にも効果があるそうです。

3⃣肝臓によい

肝臓が弱ってくるとタンパク質の合成が悪くなるので、精力も落ちるそうです。

そういう意味から、カボチャは「強精野菜」ともいわれていますね。

4⃣夏バテ予防

かぼちゃは内臓の働きを助け、「体を温める作用」があります。

冷え性や疲れやすい人にはとてもよい食べ物です。

また、夏バテの予防効果があるそうです。

5⃣食物繊維が多く含まれている

カボチャを食べると便通もよくなり、美容や老化を防いでくれます。

糖尿病患者はカボチャを常食するとよいそうです。

6⃣高血圧症に著効が期待できる

ミネラルが多く含まれていて、特にカリウムや亜鉛が多い。

カリウムがナトリウムの400倍もあるので、高血圧症に著効が期待できます。

7⃣上腹部の臓器を丈夫にする

『本草綱目』には「中を補い、気を益す」とあります。

中とは上腹部を指すと考えられています。

すなわち上腹部の臓器を丈夫にするということですね。

気はエネルギーのことなので、エネルギーも増します。

8⃣カボチャのビタミンは、他の野菜のように貯蔵中に減少しない

昔から、”冬至にカボチャを食べる”という風習が日本各地にあります。

これは野菜不足になりがちな冬の知恵なのでしょうね。

9⃣カボチャの種子は動脈硬化や高血圧によい

カボチャの種子には、良質のタンパク質・リノール酸・ビタミンEが多いです。

動脈硬化・高血圧によく、老化防止にも働くとともに、さらには食欲増進にもつながるそうです。

鉄分も非常に多い(100グラム中6.5ミリグラム)。

🔟種子の煎じ汁は産前産後のむくみによい

キレに悪い痰や風邪には焼いた種子がよく、また種子の煎じ汁は産前産後のむくみに効くそうです。

乾燥させた種子をよくいって食べます。

普通は種皮を向いて食べますが、種皮をつけたまま食べると便秘にも効果があります。

また、母乳の出をよくする効果もあります。

⑪肝臓病の予防

カボチャには、このほかクルビタシンやセレンというガン予防元素も含有しています。

肝臓病の予防にもなります。 

 

かぼちゃのデメリット 

1⃣ βカロテンの多い食品(トマト、ニンジン、ミカンなど)はすべてそうであるが、食べ過ぎると皮膚が黄色くなる(柑皮症)。

これは、肝臓に負担をかけていると考えられています。

基本的には、カボチャは肝臓にいいが、やはり食べすぎには害があるということです。

何でも「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですね。

2⃣ビタミンB群が比較的少ない。

特に日本カボチャには少ないです。

 

かぼちゃ好きな人におすすめしたい一品。

濃厚なアイスミルク。


 

 

この記事の動画も見てくださいね

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最後に

かぼちゃはものすごく栄養のある野菜です。

それに、甘みもあるので野菜嫌いの人でも、おいしく食べれます。

最後まで読んでくれてありがとうございました。