もりもりです。
春の訪れを告げる山菜、ふきのとう。
独特の苦味と香りが特徴的です
ふきのとうは、キク科の多年草で、旬は、2月から4月です。
日本全国の山野に配布しています。
ふきのとうは、がん細胞を撃退し、奇跡のような効果をもたらす栄養素の宝庫でもあるのです。
それでは、
・ふきのとうが秘める奇跡の力と健康効果!
・ふきのとうの栄養成分!
・ふきのとうの選び方!
・ふきのとうの保存方法!
・ふきのとうのレシピ
・ふきのとうの豆知識
についてお話しますね。
ふきのとうが秘める奇跡の力と健康効果!
がん細胞を撃退するスーパー成分『ペタシン』!
岐阜大学の研究によって、ふきのとうに含まれる『ペタシン』が、がん細胞の増殖と拡散を強力に抑制する効果があることが明らかになりました。
ペタシンは、既存の化合物の1700倍以上高い活性で、ミトコンドリアの呼吸鎖複合体I(ETCC1)を阻害します。
さらに、副作用もありません。
ペタシンは、正常な細胞には、影響はなく、「乳がん、胃がん、大腸がん、膵臓がん、膀胱がん、前立腺がん、悪性黒色腫など」、一連の種類のがん細胞に対して効果を発揮するのです。
まさに、ふきのとうは、自然界のがん治療薬と呼ぶにふさわしい食材です。
春のデトックスをサポートする豊富な栄養素!
ふきのとうは、ビタミンA、ビタミンC、カリウム、食物繊維など、体の調子を整える栄養素を豊富に含んでいます。
ビタミンA:免疫力向上、抗酸化作用
ビタミンC: 美肌効果、疲労回復
カリウム:むくみ解消、高血圧予防
食物繊維:便秘解消、腸内環境改善
などの効果があります。
ふきのとうは、冬の間に溜まった老廃物を排出してくれます。
肝臓機能を高め、生活習慣病を予防!
・ふきのとうには、苦み成分である「植物性アルカロイド」が含まれています。
植物性アルカロイドは、肝臓の働きを活性化させ、体内の有害物質を排出する作用があります。
・体内の余分な水分を体外に排出する効果のある「カリウム」などが豊富に含まれています
カリウムは、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の予防にも役立ちます。
春の活力源:豊富なミネラル
ふきのとうには、カルシウム、マグネシウム、鉄分など、体の調子を整えるミネラルも豊富に含まれています。
これらのミネラルは、骨や歯の形成、血液の生成、エネルギー代謝など、様々な体の機能に注意です。
風邪予防にも効果的!
ふきのとうには、抗菌作用や抗炎症作用のある成分も含まれているので、風邪やインフルエンザなどの感染症予防にも効果が期待できます。
※ふきのとうを食べるときの注意!
ふきのとうを安全に楽しむために
ふきのとうは、アク抜きが必要な食材です。
アク抜きをせずに食べると、腹痛や下痢などの原因となる可能性があります。
また、食べすぎると肝臓に負担がかかるので、注意が必要です。
ふきのとうの主な栄養成分!
ふきのとうの栄養成分(100グラム中) |
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カロリー(㎉) | 43 |
水分(g) | 85.5 |
タンパク質(g) | 2.5 |
炭水化物(g) | 10 |
脂質(g) | 0.1 |
食物繊維(g) | 6.4 |
ビタミンE(mg) | 4 |
ビタミンK2(μg) | 92 |
ビタミンB1(mg) | 0.1 |
ビタミンB2(mg) | 0.17 |
ビタミンB6(mg) | 0.18 |
ビタミンC(mg) | 14 |
ナイアシン(mg) | 0.9 |
葉酸(μg) | 160 |
パントテン酸(mg) | 0.45 |
ナトリウム(mg) | 4 |
カリウム(mg) | 740 |
カルシウム(mg) | 61 |
マグネシウム(mg) | 49 |
リン(mg) | 89 |
鉄分 | 1.3 |
ふきのとうの選び方!
新鮮なふきのとうを選ぶためには、
・葉が開いていないもの
・つぼみが固いもの
・外側が黒ずんでいないもの
これらを目安に、新鮮なものを選びましょうね。
ふきのとうの保存方法!
ふきのとうは冷蔵でも冷凍でも保存が可能です。
冷蔵保存:軽く水で濡らして新聞紙で包み、ポリ袋にいれて冷蔵庫の野菜室に入れます
冷凍保存:事前にアク抜きをしておき、キッチンペーパーで水気を取ってフキノトウを1つずつラップで包み、冷凍庫用のポリ袋を入れて冷凍庫で保存します。
ふきのとうのレシピ
春の味覚を満喫:ふきのとうの楽しみ方!
天ぷら
おひたし
漬け味噌
佃煮
ふき味噌
これらの料理にすると、美味しく召し上がれます。
ふきのとうは、天ぷらやおひたし、味噌漬けなど様々な方法で炊きます。
独特の苦味が苦手な方は、天ぷらになると苦味が抑えられます。
また、ふきのとうのつぼみを乾燥させた「ふき味噌」は、ご飯のお供やお茶漬けに最適です。
苦味を相談した料理はもちろん、苦味を抑えた料理もおすすめです。
ふきのとうの豆知識!
・ふきのとうのつぼみは「花蕾(からい)」と呼ばれます。
あのノッポの「ふき」の花蕾(花のつぼみ)にあたります。
・ふきのとうの茎は「ふき」と呼ばれ、食用になります。
・花茎や葉は鎮咳去痰、苦味健胃作用があります。
・生の根は打ち身、外傷、喉の痛みに効果があります。
記事の動画
最後に
ふきのとうは、独特の風味で春の食卓を彩ってくれます。
多くの健康効果のある、奇跡の山菜です。
しかし、アクが強いので、下処理を行わなわずに、食べると健康に悪影響を及ぼすします。
ふきのとうの、美味しく食べるために、正しい知識と調理法を身につけましょうね。