もりもりです。
とうがらし(唐辛子)はすっごく辛くて、がぶりとはかじれませんけど、火であぶってポン酢につけて食べるうまいです。
ただし、当たりはずれがあるので、めちゃくちゃ辛いのに当たったら最悪ですけどね。
しかし、この辛味成分の中に殺菌・保湿・健胃作用があるんです。
ほかにも健康効果があります。
それでは
・とうがらしの栄誉成分
・とうがらしの由来
・とうがらしのメリット・デメリット
についてお教えしますね。
最後まで読んでくださいね。
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とうがらしの栄誉成分
<出典元:食べ物のメリット・デメリットがまるごとわかる(医学博士・川嶋昭司)>
(100グラム中) | |
---|---|
カロリー(㎉) | 96 |
タンパク質(g) | 3.9 |
脂質(g) | 3.4 |
炭水化物(g) | 16.3 |
カルシウム(mg) | 20 |
リン(mg) | 71 |
鉄(mg) | 2.0 |
ビタミンA(mcg) | 640 |
ビタミンB1(mg) | 0.14 |
ビタミンB2(mg) | 0.36 |
ビタミンB6(mg) | 1.00 |
ビタミンC(mg) | 120 |
食物繊維(g) | 10.3 |
唐辛子の由来
旬は7~8月ごろ。
とうがらしはナス科の一年草です。
原産地は南アメリカで、南アメリカと北アメリカにかけての熱帯に、20種ほどが分布しています。
メキシコにおいては、数千年以前の遺跡から出土しているそうです。
ヨーロッパへは、コショウを求めて西に航海したコロンブスが持ち帰ったともいわれています。
日本へは、ポルトガル人によって、天文12年(1543)に伝えられたのですが、唐や南蛮(なんばん)から来た辛いものという意味で唐辛子というそうです。
とうがらしは、改良によって種類が多く、辛味種と甘味種があります。
色も『青・赤・橙(だいだい)・黄』とたくさんあります。
また、乾果用と野菜用、球形と細長形などにも分けられます。
とうがらの代表は『鷹(たか)の爪』ですが、とうがらしには観賞用のものもあります。
観賞用とうがらしとはどのようなものなのでしょうか。
観賞用とうがらし
観賞用のとうがらしは、緑や紫、クリーム色から赤や黄、オレンジ色に変化するカラフルな果実ですが、紫や斑入りの葉をもつ品種もあります。
観賞用として流通しますが、やはりトウガラシ(野菜)ですので、非常に辛いものがあります。
主な種類と品種
カーニバル:短円錐形の実を付け、『紫→クリーム→オレンジ→赤』と色が変化します。
矢祭:円錐形(えんすいけい)の大型の実で、真っ赤になります。
「花祭」は黄色の品種になります。
コンガ:コンパクトな株で、葉の色が紫がかり、実の色もはじめは紫色です。
だんだんと紫から濃いオレンジ色に変化します。
メデューサ:実が細長い品種です。
辛味があり食べることができます。
とうがらしのメリット
1⃣ビタミンC、βーカロテンが豊富
唐辛子は葉よりも果実の部分のほうが栄養学的にすぐれている。
果実には葉の1.5倍以上のビタミンC、βーカロテンが含まれる。
2⃣殺菌・保湿・興奮・健胃などの作用がある
とうがらしの強烈な辛味成分をカプサイシンというが、これには、殺菌・保湿・興奮・健胃などの作用がある。
このほか、冷え性にもよく、食用としてだけでなく足の保湿などにも靴のなかに入れて用いるとよい。
3⃣神経痛・腰痛・脱毛予防の外用
アルコールに漬けこんだチンク剤は、神経痛・腰痛・脱毛予防の外用にされる。
とうがらしのデメリット
1⃣強烈な辛味がある
ただ、近年は辛味のない品種も多く作られるようになった。
2⃣多食すると食道がんになりやすい
とうがらしを多食する地域には食道がんが多い
焼けつくような辛味がマイナス面である。
ただし辛くないものは大丈夫です。
3⃣痔疾患にはよくない
とうがらしの辛味は出血を助長するので、痔疾患者は食べないほうがよい
4⃣とりすぎると「酒さ」(鼻を中心として顔面の毛細血管が拡張して皮膚が赤くなる)の原因になる
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最後に
とうがらしの強烈な辛味成分がメリットにもなりますが、逆にあの強い辛さが体に負担となりマイナスにもなります。
最後まで読んでくれてありがとございました。