もりもりです。
血液の一番の大きな役割は、
体中の細胞に酸素や栄養素を運ぶことです。
そのためには、
血液がスムーズに体の隅々まで
流れなくてはならないです。
ところが、
血液の粘度が高まると流れにくくなり
細胞が死んでしまいます。
ドロドロの血液は高血圧症や動脈硬化などの原因となります。
もっとひどくなると血液中の血小板が固まって血栓となり、心筋梗塞(しんきんこうそく)や脳梗塞(のうこうそく) という生死に関わる病気になっていきます。
血液がドロドロにならないようにする効果的なタマネギ、ニンニク。
なぜ、血液がサラサラになるのでしょうか。
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タマネギ、ニンニクは血液の改善に効果的
ドロドロになった血液を改善するのに、タマネギやニンニクが効果的なんです。
これはタマネギなどのネギ類が持つ硫黄(いおう)化合物系成分のなかに、血液をサラサラにする働きがあるからです。
成分のうちのひとつ、硫化(りゅうか)プロピルは生の状態に含まれる成分で、血液中の糖分の代謝を促進する効果があります。
空気と反応すると、さらに血液のサラサラ効果を高まる
硫化プロピルは空気と反応することで酸素を活性化し、サラサラ効果を高めてくれます。
軽く火を通すとトリスルフィドという成分に変わります。
そして、中性脂肪と高コレステロールを減らしてくれる効果があります。
煮るなど長時間火を通すとセパエンという成分に変化をします。
トリスルフィドと効果は一緒ですが、煮詰まってかさが減るため、同じ量を食べても多くの成分を摂取することが できます。
今までの研究で、こうしたサラサラ作用がわかってきました。
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タマネギやニンニクは調理しやすい食材
タマネギやニンニクは、身近にある食材であるうえに、調理しやすいです。
硫黄化合物は熱で効果が失われにくい性質なので、さまざまな料理に応用できます。
生活習慣病の原因である、ドロドロ血液をサラサラにすることは、健康を保つ上ではとても大切なことなのです。
また、血液をサラサラにする成分はタマネギやニンニクだけでなく、イワシやサバなど青魚の脂肪(しぼう)に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)などがあります。
まとめ
血液の働きは健康を維持するためには、とても重要です。
そのためには、ふだんから血液をサラサラにする食材を摂取しなければなりませんね。
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