もりもりの食と健康ブログ

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コーヒーの栄養成分とメリット・デメリット!発見にいたった3つの伝説?

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もりもりです。

あなたは、1日にコーヒを何杯飲みます?

1日にコーヒを6杯以上飲むと健康に良いといわれていますが、それは飲み過ぎじゃないって思いますね。

 

昔は、あまりコーヒーは飲まなかったですが、今は飲みますね。

健康のためというよりも、コーヒーが尿酸値を下げてくれると聞いたからです。

 

痛風発症のリスクが、全くコーヒーを飲まない人に比べ半分以下になるそうなんです。

 

それからは、毎日、コーヒーを飲むようになりました。

 

しかし、2杯が限度です。

1日6杯以上は無理ですね。

 

良いことばかりのようですが、コーヒーにもデメリットが多いんですよね。

 

それでは

・コーヒーが世界中に広まったのはいつ?

・コーヒーの栄養成分

・コーヒーのメリット・デメリット

・どのようにしてコーヒーが発見されたのか?

についてお教えしますね。

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コーヒーが世界中に広まったのはいつ?

コーヒーが世界中に広まったのは18世紀から19世紀にかけてです。

コーヒーの価値が認められると、様々な人々の手によって、世界各国へと、栽培範囲も飲用文化も徐々に広がっていきました。

900年頃にアラビアの医師ラーゼスが初めて書いたコーヒーの記述が最初だと言われています。

彼は、コーヒーの薬理効果を認めていて、実際に野生のコーヒーの種子の黄褐色の煮出し汁をバンカムと名付け、患者に飲ませていたそうです。

コーヒーの栄養成分

(100グラム中)
カロリー(㎉) 4
タンパク質(g) 0.2
脂質(g) 微量
炭水化物(g) 0.7
カルシウム(mg) 2
リン(mg) 7
鉄(mg) 微量
ビタミンA(mcg) 0
ビタミンB1(mg) 0
ビタミンB2(mg) 0.01
ビタミンB6(mg) 0
ビタミンC(mg) 0
食物繊維(g) 0

 

コーヒのメリット

① 特有の香りが、人を魅了する

コーヒーの特有の香りが嫌いな人も多いようです。
この香りの素をカフェコールといいます。
コールタールのコールです。

 

②大量のカフェインが含まれている
そもそもカフェインの名はコーヒーから抽出されたことに由来します。
このカフェインは、少量だと中枢神経を興奮させ、ほんの一時的にではあるが疲労感をなくし、眠気をとるのに有効です。

 

➂カフェインには利尿作用がある
お茶でも同じです。

 

④ カフェインは、喘息患者の呼吸困難を一時的に楽にする
呼吸困難を楽にしますが、習慣化すると効果がなくなるようです。
大体2~3日で適応し習慣化していきます。

 

⑤虫歯を予防する
砂糖は入れないこと。
砂糖は喘息発作やアトピー性皮膚炎にも悪く、花粉症にも悪影響を及ぼします。

 

⑥時差ボケの予防
飛行機に乗る三日前からコーヒーを断っておかなければ効果がないそうです。

 

⑦最近のおもな研究結果
1-脂肪を燃焼させる
2-糖尿病を予防する
3-4肝臓がんの発症リスクを低下させる
などの作用があると発表されています。 

 

⑧糖尿病にかかりにくくする
香り成分であるクロロゲン酸が血糖値を調整し、糖尿病にかかりにくくするとの研究結果があります。

 

コーヒーのデメリット

メリットより、デメリットが多いですね。

 

①コーヒーを飲むと夜眠れなくなる
個人差はありますが、飲むと眠れなくなる場合があるので、不眠症の人は夜は飲まないほうがいいです。

 

②何となく体調がスッキリしない
コーヒーをやめたら体調がよくなり、医者通いをする必要がなくなった人が多数いるそうです。
体調がスッキリしないなら、一度やめるのはどうでしょうか。

 

➂頭痛の原因になる
カフェインは頭痛の原因になり、それによりイライラの原因にもなります。
コーヒーのカフェインは風邪薬やドリンクに入っているカフェインと協力しあって、頭痛やイライラという薬の副作用を強めます。
すなわち風邪による頭痛を解消するためにと思って風邪薬を飲んでも、コーヒーが一緒だとかえって逆効果になります。

 

④血圧が顕著に高まる
コーヒーと煙草を一緒に飲むと、血圧が顕著に高まる人が多いそうです。
しかも、コーヒーは煙草を吸いやすくさせます。
本当に、たばこをやめたいなら、コーヒーも一緒にやめる方がいいでしょうね。

 

⑤心筋梗塞で突然死する率が高い
コーヒー党には、心筋梗塞で突然死する率が高いそうです。
一日に5~6杯飲む人は飲まない人に比べて3倍多く発生する。
心臓病の人、高齢者(女性は更年期以後)はコーヒーをやめた方がよい。

 

⑥シミの発生・拡大を促す
カフェインは、皮膚の色素(メラニン)を移動させ、シミの発生・拡大を促します。

 

⑦ビタミン類がない
コーヒーには、ビタミン類が全くありません。
しかも鉄の吸収を阻害するタンニンが多量に含まれています。
とくに女性は鉄分不足になりやすいので要注意です。

 

⑧心室性期外収縮を引き起こす
コーヒーは、心室性期外収縮といって、心臓のリズミカルな収縮・弛緩の拍動を狂わせます。
この期外収縮の原因には、喫煙・飲酒・疲労もあるが、コーヒーもその一つです。
コーヒー内に大量に含まれているカフェインは、飲んで30分以内に脳の全域に渡り、血流を20~25パーセント減少させるそうです。

 

⑨空腹時に飲むと胃粘膜を荒らす
コーヒーを空腹時に飲むと、胃酸(塩酸)の分泌が増し、胃粘膜を荒らします。
それによって、胃潰瘍や胃がんの発生を助けることになります。
この害は、カフェイン抜きのコーヒーでも起きます。

 

⑩コーヒーと柑橘類を一緒に摂ると、ガンの発生が増強される
コーヒーとビタミンCまたは柑橘類を一緒に摂ると、ガンの発生が増強されます。
国立がんセンターの実験によると、例えば、インスタントコーヒー(カフェイン10ミリグラム)にビタミンC(0.5ミリグラム)を加えると、突然変異原性が6倍に増強するそうです。
これは食品添加物よりも恐ろしい。
コーヒーの焦げも発がんや老化の原因となります。

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コーヒーが発見にいたった3つの伝説?

1つ目の伝説

13世紀のイエメン共和国モカにおける「シーク・オマールの伝説」です。

イスラム教徒アブダル・カディの「コーヒー由来書」(1587)に記されているものです。

 

当時のモカは疫病が流行っており住民を悩ませておりました。
モカ王の娘も疫病にかかっていました。

祈祷を捧げ住民の疫病を癒(いや)していたイスラム教の聖職者「シーク・オマール」は、王の娘も病気だという事を知り、同じく祈祷により癒しました。

癒しの祈祷を捧げる中、シーク・オマールは美しい王の娘と恋に落ちてしまうのです。

しかし、身分の違う者の恋が許されるはずはなく、そのことに気づいた王は激怒します。

そして、シーク・オマールをオウサブという山中追放してしまったのです。

シーク・オマールは、十分な食事をとる事もできず、洞窟での暮らしは続き、もうダメかとあきらめていたとき、美しい1羽の鳥が赤い実をくわえて飛び立つのを見たのでした。

それを見たシーク・オマールはその実を一口食べてみたのです。

すると、疲れ切った体がみるみる癒され、力がみなぎってくる感覚を覚えたのです。

 

そして、シーク・オマールは、その実をたくさん採ってスープにしました。

 

それを飲んだシーク・オマールは身体が元気になるのを実感。

これは人々の為になると思い町へ持ち帰り 人々に広めたそうです。

その結果、人々に感謝され、再度聖職者として街へ戻る事が許された、というものです。

この時のスープがコーヒーだったとされます。

 

2つ目の伝説

9世紀のエチオピア・アビシニア高原における「羊飼いの少年カルディの伝説」です。

レバノンの言語学者ファウスト・ナイロニの「眠りを知らない修道院」(1671)に記されているものです。

 

放牧生活をしていたカルディという少年が、ふだんはおとなしい山羊まで、いつも以上に元気に走り回っているのに気づきます。

 

その様子はしばらく続きます。

 

不思議に思ったカルディは、山羊たちの様子をよく観察する事にしました。

 

すると丘の上に生えている一本の木に赤い実がなっていて、山羊たちが美味しそうに食べているではありませんか。

 

カルディもその実を一口食べると、甘酸っぱくて元気が湧き上がったのです。

 

疲れも吹き飛ぶような感覚を持ったカルディ。

 

赤く丸みを帯びたその実は人間までも元気にしたのです。

 

ところかわり、ここはエチオピアにあるとある寺院。

厳しい修行に耐える僧侶たちはいつも疲れと眠気に襲われておりました。

 

そんな中、たまたま通りかかった場所。

そうカルディと山羊たちのいる場所です。

あまりにも元気な様子のカルディー少年達を見て僧侶は尋ねます。

赤い実の話を聞いた僧侶は、その実を寺院に持ち帰りみんなで食べたところ眠気も吹き飛び厳しい修行を乗り越える事ができたそうです。

その話は他の寺院の僧侶達の間でも広まり、眠気も吹き飛ぶ修行の際の妙薬として赤い実が広まったそうな。

この赤い実こそ何を隠そうコーヒーの実だったというお話です。

 

3つ目の伝説

15世紀のアデンにおける「ザブハーニーの伝説」です。

 

イスラム立法学者だったゲマレディン(ザブハーニー)は日々研究に明け暮れる、忙しい日々を送る中、ザブハーニーは体調を崩してしまいます。

 

体調がなかなか良くならないので、心配したザブハーニーは、昔エチオピアに旅行で立ちよった際に現地の人々が利用していたコーヒーを試してみます。

すると、頭もスッキリし活力があふれることに気づいたのでした。

 

その後眠気覚ましの効用にも気づいたサブハーニーが、修道士たちに勧め、後に、日々遅くまで仕事を行う職人さんや、商人さんへと広まっていったというのです。

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まとめ

 コーヒーはほんとうには薬だったということを聞いたことがあります。

メリットばからかなって思っていたら、意外にもデメリットが多いことは知らなかったですよね。

どのようにしてコーヒーが発見されたのかも記事内で書いています。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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