もりもりの食と健康ブログ

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リンゴの切り口はなぜ茶色くなるの?切り口を変色させない方法!

もりもりです。

リンゴを切ると切り口が茶色くなるんだけど。
なぜなの?

 

それは、酸化が原因なんですね。
変色させない方法をお教えしますね。

果物は切ると傷(いた)みやすいが、とくにリンゴは傷みが早い!

・リンゴを切ると切り口が茶色くなるのは?
・塩水につけると変色しない?

についてお話しします。

 

リンゴを切ると切り口が茶色くなるのは?

ナイフで切ったリンゴをしばらく置いておくと、切り口が茶色くなる。

これはリンゴに含まれているポリフェノールとポリフェノール酸化酵素というふたつの物質のせいなのだ。

このふたつの物質は、もともとリンゴの細胞の別々のところにあるが、リンゴを切ることで空気にふれてしまい、ポリフェノールが酸素にくっついてしまったのだ。

これは『酸化』と呼ばれる現象だ。

だが、この酸化によってリンゴはカビや腐敗から身を守っているともいわれている。

ポリフェノールの効果

ポリフェノールとは
ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する苦味や色素の成分で、自然界に5,000種類以上あると言われています。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。  ポリフェノールは抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEと同様に強い抗酸化作用があります。また、ポリフェノールの種類により、独自の機能があります。水に溶けやすい性質があるので、比較的短時間で作用しますが、長期間効果は持続しないので、毎日こまめに摂取します。

ポリフェノールの種類と効果

アントシアニン・・・
(視力回復)
網膜に存在するロドプシンというタンパク質はアントシアニンによって再合成が促され、目の機能の改善が期待できます。

カテキン ・・・
抗酸化作用、 抗ウイルス作用 、抗ガン作用 、コレステロールを下げる作用 、血糖の上昇を抑える作用、 殺菌作用・抗菌作用 、虫歯・口臭予防 、肥満予防

カカオポリフェノール・・・
血圧低下 、動脈硬化予防 、美肌効果 、アレルギーの改善

ルチン・・・
毛細血管強化作用 

クルクミン・・・
クルクミンは、カレー粉の主成分であるターメリック (ウコン) に含まれる黄色の色素で、スパイスや、食品添加物 (着色料) として利用されています。「抗酸化作用がある」「肝臓に良い」「発がんを抑制する」などと俗に言われていますが、人において信頼できる十分な情報が見当たりません。今後の研究が期待されます。

イソフラボン・・・
更年期症状の緩和  

フェルラ酸・・・
美容作用

コーヒーポリフェノール・・・
脂肪の消費  

ポリフェノールの種類と効果と摂取方法 | 健康長寿ネット

塩水につけると変色しないのは?

りんごを切ったあとに、『塩水につける』と変色しにくい。

塩にはポリフェノールの酸化酵素のはたらきを抑えるはたらきがあるからなのだ。

塩水以外にも、レモン汁も効果的である。

レモンに含まれているビタミンCが酸化そのものを防ぐはたらきがあるからだ。

また、『はちみつ』につける方が、塩水より効果的ともいわれている。

塩水やレモン汁よりも、はちみつ水のほうが高い効果があると注目されている。

 

最後に

リンゴを切ると変色するのは、酸化現象によるものだったんですね。

最後まで読んでくれてありがとうございます。