もりもりの食と健康ブログ

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パセリの栄養成分とメリット・デメリット!皮膚がん誘発物質を多く含んでいる?

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もりもりです。

パセリは、刺身にはよくついていますね。

彩というのもありますが、パセリの香り成分である、「ピネン」や「アピオール」には
抗菌、殺菌効果があって、食中毒を防いでくれるからなのです。

 
・パセリの栄養成分

・パセリのメリット・デメリット

についてお教えしますね。

最後まで読んでくださいね。

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 パセリの栄養成分

(100g中) パセリ
カロリー(㎉) 44
タンパク質(g) 3.7
脂質(g) 0.7
炭水化物(g) 8.2
カルシウム(mg) 290
リン(mg) 61
鉄(mg) 7.5
ビタミンA(mcg) 620
ビタミンB1(mg) 0.12
ビタミンB2(mg) 0.24
ビタミンB 6(mg) 0.27
ビタミンC(mg) 120
食物繊維(g) 6.8

 

メリット

①、パセリの香りや鮮やかな緑は食欲をそそる

パセリはハーブの一種。

パセリの香気成分にはバター臭を消す作用があり、西洋料理のスープのにおい消しに用いられる。

ブーケガルニ(香草束)にはパセリの茎・セロリの茎・月桂樹の葉などが使われます。

 

②、パセリにはβーカロテンが非常に多い

100グラム中に7.4ミリグラム、ビタミンCは120ミリグラムで野菜や果物のトップ。

1日の必要量が3口ほどで摂取できます。

パセリには、さまざまな栄養が含まれているにもかかわらず、料理に出されても食べるものでないと考えている人もいます。

パセリには発がん促進を抑制する、テルペンという物質が含まれています。

また、βーカロテンやビタミンC・ビタミンE、セレンなどとともに、がんの誘発物質に対抗する作用をもつ。

葉酸もほうれん草に負けず豊富です。

 

③、パセリにはミネラルが多い

鉄(7.5ミリグラム)、亜鉛(1.0ミリグラム)・マンガン(1.05ミリグラム)が豊か。

鉄は、きくらげ・のりについで多く含まれています。

鉄の1日の必要量は成人男性6.5ミリグラム、成人女性9.0ミリグラムです。

マンガンの必要量は3.5~4ミリグラム。

 

④、食中毒の予防、口臭の防止

パセリには、アピオールという精油成分が含まれており、腸内有害細菌(悪玉細菌)の繫殖を抑え、食中毒の予防、口臭の防止にもなる。

⑤、痛みや痒(かゆ)みを軽減する

生の葉をすりつぶし、汁を虫に刺されたところに塗ると、痛みや痒(かゆ)みが軽くなる。

 

⑥、強い抗酸化作用がある

活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあり、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立っている。

デメリット

①、発がん物質が含まれている

パセリには発がん物質である、ニトロソアミンのもとである硝酸塩が多く含まれている。

ただし、ビタミンC・ビタミンEやフェノールは、このニトロソアミンの生成を抑制するので、生で食べると、パセリ全体としては発がん性を心配する必要がない。

また、皮膚がん誘発物質ソラレンも含まれる。

この物質はセロリにも含まれています。

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皮膚がん誘発物質ソラレンを多く含む食品 

野菜

セロリ、パセリ、三つ葉、春菊、パクチー、大葉、明日葉、じゃがいも、きゅうり

 

果物

グレープフルーツ、オレンジ、レモン、みかん、すだち、ライム、キウイ、いちじく、アセロラ、パイナップル

 

皮膚がん誘発物質ソラレンをあまり含まない食品

野菜

人参、ごぼう、トマト、レタス、かぶ、かぼちゃ、大根、ネギ、キャベツ

 

果物

リンゴ、バナナ、イチゴ、スイカ、もも、ブドウ

 

パセリはどんな野菜なの

 旬は7~12月、12~5月ごろ

パセリはセリ科の植物。

地中海沿岸を原産とするハーブで、セリ科・オランダセリ科に分類される二年草です

草丈は15~40cmに生長し、初夏になると花茎を伸ばし、小さな黄緑色や白の花を茎先に咲かせます。


縮れている細かい葉っぱが茎の先端を中心に、もこもこと茂ります。

葉っぱは鮮やかな緑色をしており、さわやかな香りを放ちます。

原生種ほど葉が平らで、改良されて縮んだ葉になったのです。

日本へは江戸時代にオランダ人によってもたらされました。

このため、「和蘭芹(オランダゼリ)」、「和蘭三つ葉(オランダミツバ)」といった
和名が付けられました。

ギリシア・ローマ時代から、香辛料や薬として用いられていて、日本では、オランダゼリとして『大和本草』に記されているのが最初です。

 

パセリは、今では西洋料理ばかりか日本料理にもすっかり定着しました。

イタリアでは、どこにでも顔をだす人のことをパセリのような人というのだそうです。

まとめ

パセリは彩というのもありますが、香りが食欲を促進し、抗菌作用が強いので刺身などの生ものにはよくついているんですね。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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