もりもりの食と健康ブログ

食と健康に関する情報です。

青じそのすぐれた効能!香りを味わい長持ちさせる方法!

もりもりです。

青じそは、和のハーブとしての代表みたいな野菜です。

好みはあると思いますが、なんともいえない、いい香りがします。

青じそは栄養タップリの野菜です。

それでは

・青じそは栄養たっぷりな野菜

・食中毒の予防効果がすごい!

・香りを味わう方法

・腺鱗(せんりん)とは何?  

・香りと味をアップさせる方法

・青じそ長持ちさせる保存方法

・青じその長持ち度をほかの野菜と比較してみた!

についてお教えしますね。

最後まで読んでくださいね。

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青じそは栄養たっぷりな野菜!

あなたは青じそに、どんなイメージがあります?

私は、刺身のつまぐらいな感じかな。

あまり食べることないですね。

青じそは、料理の脇役ですが、すっごく栄養がある野菜です。

抗酸化作用のあるβーカロテンの含有量は、野菜ではトップクラス。

必須脂肪酸のアルファー・リノレンサン、カルシウム、カリウム、ビタミンB類もたっぷり!

 ただし、可食部100g中なんので、青じそをそんなに食べることはないかもしれませんけど・・・。

食中毒の予防効果がすごい!

青じそには抗菌・抗酸化作用の働きがすごいんです。

生ものといっしょに添えたり、食べることで、食中毒菌を減少させてくれるんです。

だから、生ものの刺身に入っているんですね。

納得しますね。

 

しかし、それだけではないんです。


下痢、かぜ、発熱、不眠症、がんやアレルギーの予防。

 それに、しそ油は動脈硬化を防いでくれます。

 

しそを漢字で書くと「紫蘇」と書きます。

食中毒を起こした子供がしそを食べたことにより元気になったという逸話から「蘇」という字がつけられたそうですよ。

それほどに強い抗菌作用や防腐効果があるということなんです。

香りを味わう方法!

なんといっても、青じその一番の魅力は香りです。

どんな調理法が青じその香りを多く引き出してくれるかの実験結果があります。

 

以下<ためしてガッテンより>

街を行く人に思い思いの方法で青じそを調理してもらい、香りを学んでいる学生が採点します。

すり鉢でする、おろし金でおろすといったユニークなものも披露されたが、約8割の人が細く刻む方法を選んでいた。

 

採点の結果は、
「おろす」が20点、
「する」が30点、
「刻む」は60点、
いずれの方法も満点にはほど遠い。


香りを味わう、おすすめの方法・・・

柄の部分を持って、縦にハサミを入れます。

何本か入れたら、今度は横にハサミを入れ『四角い断片をつくります。

食材を正方形に薄く切る「色切り」です。

ある程度大きくカットした方が、より香りを味わうことができます。

この方法で切った青じそは、細く刻んだときの2.6倍も香りが高いのです。

 

なぜ?

その理由は腺鱗(せんりん)を潰しているからなのです。

この腺鱗が破れることで、香りが放出されるのです。

 

腺鱗(せんりん)は軽く触れただけで破れてしまううえに、香り成分には揮発性(きはつせい)があるため、すぐに消えてしまう。

細かく刻むと切っている間に香りが立ち、食べるときには消えてしまうのです。

はさみで、四角く切る方法は、食べるときまで香りを温存するための方法なのですね。

 

腺鱗(せんりん)とは?                

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腺鱗(キラキラ光る、金色の小さいつぶつぶ)

腺鱗は葉の表面にある組織。

青じその場合、腺鱗の数は葉の裏側に多くあります。

しその葉の裏側にあるキラキラ光る金色の小さいつぶつぶが腺鱗です。

この腺鱗の中に、しその香りの元が、いっぱい詰まっているんです。

だいだい一葉に1300個くらい腺鱗が付いていているそうです。

腺鱗はものすごく繊細なため、葉を摘んだ際に 知らないうちに潰してしまっていることも多いんだとか。

香りと味をアップさせる方法

青じそは、「使いみちが少ない」と思いません?

薬味か、そのまま食べるかですよね。

使いきれずに冷蔵庫の中でしおれてしまいませんか?

そこで、香りも味もアップする調理法です。

 

牛乳と合わせてミキサーで粉砕し、しそソースにする・・・

しそをミキサーで粉砕します。

ミキサーで粉砕したら、香りがとんでしまわないのって思いますよね。

 

そんな心配は無用!

しその香り成分ペリルアルデヒドは脂溶性のため、牛乳に含まれる脂肪で閉じ込めることができます。

香りを保ったまま、ソースの状態で使えるんです。

このしそソースにはもうひとつ、メリットがあります。

それは脂肪で苦みがまろやかになり、その分、アミノ酸などのうまみが感じられやすくなることです。

しかもおいしさも倍増。

おすすの調理法です。

青じそを長持ちさせる保存方法

少し使っただけで残りは、
いつも捨ててばかり・・・。

 

上手に保存すれば、いつでも必要なときに青じそが使え、ムダなく使い切れるようになります。

3~4週間程持つ方法・・・

ビンなどに1~2cmほど水を入れる

青じその葉の切り口部分が水に浸るように入れて蓋をする

ラップや蓋などで密閉して冷蔵庫で保管する

3~4日に一度水を取り替える

 

長期保存方法・・・

青じそを5~6枚ずつ重ねてラップで包む

フリーザーバックなどに入れて冷凍保存する

フリーザーバックなどの袋に入れて冷凍保存する時は、空気をしっかりと抜く。 

青じその長持ち度をほかの野菜と比較してみた!

「長持ち度」を、青じそ、春菊、水菜、ほうれん草、セロリの5つの葉物野菜で比較してみました。

それぞれの柄の部分を水に挿して、置いておきます。

 

結果・・・

1週間後

春菊はしおれています。
青じそ以外は倒れそうです。

32日後

青じそだけが元気。

15℃で保存した青じそは根まで出ています。

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最後に

青じそは、香りつけや飾り付けぐらいしか思ってなかったですが、強い抗菌作用や防腐効果があるから、刺身などについていたんですね。

食中毒防止のためでもあったのです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。