腸管免疫力を高める方法として、いろいろとありますね。
そして、腸管免疫力を高める食材をいくつか紹介したいと思います。
今回は、マグロ、青背魚、発芽大麦、卵、オリーブ油、玄米、ライ麦パンなどの効果についてです。
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マグロ
マグロは腸管免疫力を高める成分グルタミンを接種するのにおすすめな食材の一つですね。
マグロは魚肉類のなかでも、たんぱく質の含有量がとても多くて、たんぱく質を構成するアミノ酸の質を示す「アミノ酸スコア」は最高点の100です。
それに、グルタミンのパワーが加わることで、腸の健康と免疫力をアップする効果があります。
青背魚
良質の脂肪酸が体を元気にしてくれるのが青背魚です。
肉の食べ過ぎは大腸ガンのリスクを高めてしまいます。
そこでたんぱく源として摂取したいのが魚ですね。
さば、いわし、さんまなどの青背魚も栄養価が高く、特に良質の脂肪酸EPAとDHAが豊富に含まれています。
これらの脂肪酸は心筋梗塞などの怖い血管病を防ぐ働きがあり、うつ病の改善効果も期待できます。
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発芽大麦
大麦はビールなどのお酒や麦茶、麦味噌の原料となるイネ科植物の種です。
それを水に浸して発芽させたのが発芽大麦になります。
発芽大麦はグルタミンが多いのが特徴です。
難点は調理中の熱で成分が編成しやすいことです。
しかし、食物繊維やビタミン、ミネラルも多く含まれていて栄養価が高いです。
卵
生卵からグルタミンを摂取しましょう。
風邪をひいたときは卵酒と言われるように、卵には免疫機能を活性化させて体を元気にする成分が豊富に含まれます。
必須アミノ酸のバランスがよく、アミノ酸スコアは満点の100です。
ビタミンやミネラルも多く、さらにグルタミンも含まれます。
ただし、グルタミンは熱に弱いので、生卵が体質に合わない人以外は、生で味わうのがおすすめですね。
オリーブ油
排便を促す、天然の下剤です。
地中海地域では、便秘予防に少量のオリーブ油をそのまま飲む習慣があります。
オリーブ油には良質の脂肪酸である、オレイン酸が含まれています。
それが、小腸で腸管を刺激し、排便を促すように働くのです。
また、オレイン酸は悪玉のLDLコレステロールを減らす効能もあります。
さらにオリーブ油には抗酸化成分も豊富で老化防止効果も期待できます。
玄米
よくかんで食べると効果的です。
玄米はもみ殻を取っただけの精米前の米です。
食物繊維、ビタミンB群、ミネラルなど腸に良い成分が豊富です。
ただし、消化に時間がかかるため、とり方や腸の状態によっては悪影響がでかねません。
玄米を食べるとお腹が張る人、慢性便秘症の人などは、腸の運動がある程度改善してからとるようにしましょう。
ライ麦パン
ライ麦はイネ科の植物の種です。
色の濃さから「黒麦」とも呼ばれています。
ライ麦粉で作ったパンは、パン類で最も食物繊維が多いです。
一般的な食パンの2倍あります。
そのため、パン食が多い人は、ライ麦パンに変えるだけで食物繊維摂取量が増え、排便促進や腸内のデトックスに効果があります。
腸の働きを促すオリーブ油をつけて食べるのがおすすめですね。
まとめ
健康のためにも、栄養価の高い食材をバランスよく摂取しましょう。
今日も読んでくれてありがとうございました。
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