ゴマの香りって大好きです。
とくにゴマを炒ると、すごく香ばしい香りがしてたまらないです。
それに、あの小さなゴマに秘められたパワーはすごいですよ。
老化防止、動脈硬化など体によい効果がたっぷりとあります。
ゴマの魅力は香りだけではありません。
食べ方しだいでおいしさも倍増します。
ゴマの健康成分とゴマの風味を引き出すにはどんな食べ方が良いかを紹介します。
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ゴマの健康成分
中国では古くから漢方薬として、使われていたゴマです。
この小さな粒のゴマには、たくさんの栄養素が含まれています。
オレイン酸、リノール酸などの脂質、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル類、たんぱく質、食物繊維など、体に良いものがたっぷりです。
さらに、抗酸化作用、肝機能促進、二日酔い防止などが期待されるゴマリグナンにも注目が集まっています。
すり鉢、ゴマすり器、ミキサーどれが良いの?
栄養もうまみもたっぷりのゴマですが、堅い皮に包まれているのが特徴です。
そして、堅い皮に包まれたまま食べても、ゴマの栄養やうまみを味わうことはできません。
栄養やうまみを丸ごと味わうには、すりゴマにして食べるのが賢い食べ方です。
すり方にもいろいろとありますが、どんなすり方がおいしく食べれるのでしょうか?
すり鉢、ゴマすり器、ミキサーで食べ比べると香りはどの方法でも変わりはないですが、うまみや滑らかさではすり鉢が一番です。
すり鉢ですると、ゴマの皮がうまくはがれ、最も細かく砕くことができたからです。
料理に香りを添えるだけなら、手軽なゴマすり器やミキサーを使い、うまみと香りを引き出すならすり鉢と、使いわけると良いです。
濃厚な「しっとり」ゴマにする方法
最近は、あまり使われなくなったすり鉢です。
せっかくすり鉢を使うなら、もっとうまく使いたいですね。
そこですり方のコツです。
ゴマのうまみのほとんどは、中に詰まっている油に含まれています。
この油をいかに表面に引き出すかが、おいしさ左右します。
そのやり方とは、ゴマを押しながらするという方法です。
サラサラゴマにする方法
クリーミーで濃厚な「しっとりゴマ」はゴマの油のうまみを味わうためのものです。
和え物などに使えば風味豊かで滑らかな仕上がりが楽しめます。
ただ、ご飯にかけると油っぽさが気になったり、めん類や汁物の薬味にするとうまくなじまずにダマになってしまいます。
そこで、おすすめが福井県永平寺に700年以上伝わるというすりゴマです。
細かくサラサラにすられたゴマは、すりたては油っぽさがまったく感じられず、しばらくたつと少しずつ油が染み出てきます。
しっとりゴマとは対極の上品な仕上がりのすりゴマです。
作り方のポイントは力を入れずにすること。
ゴマの細胞膜の一部を壊し、すぐには油がしみ出てこないようにするのです。
サラサラな仕上がりであっさりとしていて、おにぎりなどのよく合います。
市販のいりゴマは10秒間、温めるだけでよい
料理にもちょっとゴマの香りを足したいときに便利なのは市販のいりゴマですね。
香りをよみがえらせたくて、使うときにいり直す人も多いはず、そんなときに注意したいのはいり方です。
いり方を間違えると、香りも味も台無しになることもあります。
ゴマの香りは非常に繊細です。
加熱し始めてから刻々と変化します。
火を通していない状態ではゴマに香りはないですが、浅いりするとピーナッツのような甘い香りになります。
さらにいると、おなじみの香ばしいゴマの香りになります。
香りをたてるときはいり直すのではなく、温めるのが正解です。
ポイントは10秒間だけ温めることです。
まとめ
小さい粒なんですが、ゴマの健康パワーはすごいですよね。
香りもいいですしね。
今日も読んでくれてありがとうございました。
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