もりもりです。
見た目はヒョロヒョロっとしたもやしですが、
栄養はあるのでしょうか?
もやしはカロリーも低く、ほとんど栄養がなさそうに見えますが、
栄養価が高く、様々な効能があります。
どんな効果があるのでしょうか?
・もやしの栄養成分
・メリット・デメリット
・保存方法
についてお教えしますね。
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もやしの栄養成分
(100グラム中) | |
---|---|
カロリー(㎉) | 37 |
タンパク質(g) | 3.7 |
脂質(g) | 1.5 |
炭水化物(g) | 2.3 |
カルシウム(mg) | 23 |
リン(mg) | 51 |
鉄(mg) | 0.5 |
ビタミンA(mcg) | 0 |
ビタミンB1(mg) | 0.09 |
ビタミンB2(mg) | 0.07 |
ビタミンB6(mg) | 0.08 |
ビタミンC(mg) | 5 |
食物繊維(g) | 2.3 |
もやしの旬は一年中です。
穀類や野菜などの種子を水にひたし、
光をさえぎって発芽させたものを
もやし(萌やし)といいいます。
「もやし」とは「萌やす」(動詞)の名詞化したものなんです。
もやしのメリット
1⃣疲労回復や風邪の予防
原料の大豆や緑豆にはビタミンCはないが、
もやしのように発芽させることにでビタミンCができる。
にんじんのおよそ2倍もあります。
そのほか、ビタミンB群が多く、
疲労回復や風邪の予防にも効果がある。
大豆もやしは、アミノ酸の一種である、
アスパラギン酸という疲労回復成分が豊富に含まれている。
なんと、その量はニンニクの2倍以上!
※、ビタミンCが欠乏すると壊血病(かいけつびょう)*1になります。
日露戦争で、ロシアを不利にした一因は、
ロシア兵の多くが長期の籠城(ろうじょう)で
壊血病になっていたことにあります。
2⃣胃の弱い人にはよい
豆類が発芽すると蔗糖分解酵素やでんぷん分解酵素ができるので、
胃の弱い人にはよい。
ただし、ゆでると、その活力はなくなる。
3⃣ 大豆モヤシには必須アミノ酸(リジン・トリプトファンなど)が
多く含まれている。
4⃣食物繊維も豊富
大腸の老廃物を体外に排出してくれる食物繊維も豊富に含まれていて、
コレステロールや塩分の吸収を妨げる。
便秘や肥満の予防にもよい。
5⃣糖尿病や大腸ガンの予防
6⃣高血圧やむくみ防止に役立つ
カリウム、鉄分、葉酸も豊富に含まれているので、
傷ついた血管を修復してくれるのに大きな力を発揮します。
葉酸の持つ造血作用は貧血に悩む女性には強い味方
7⃣食欲不振を解消
もやしの原料はご存知「大豆」で、発芽する際に、
豆の状態のときには、ほとんどなかった様々な栄養素を生成する。
その代表的な栄養素がビタミンCと消化酵素のアミラーゼです。
アミラーゼは、消化を助けてくれる酵素で、
夏バテや暴飲暴食などで弱った胃腸を正常な状態に戻し、
食欲不振を解消してくれる。
もやしのデメリット
1⃣ βーカロテン*2がない。
2⃣豆類に比較すると、重量当たりでタンパク質・脂質・糖質・鉄が減少する。
もやしの保存方法
もやしは痛みやすいので、安いからって買いすぎに注意!
もやしは、常温保存はダメです!
冬場でも必ず冷蔵庫にしまいましょう。
冷蔵の場合おいしく食べられる期間は1〜2日です。
もやしは冷凍保存しよう
冷凍保存の方法はすごく簡単です。
買ってきたもやしを袋のまま、
ジップロック(チャック付袋)にそのまま入れて
冷凍するだけです。
使いかけのもやしの冷凍は?
1度水洗いをして水気をしっかりとってから、
空気をしっかり抜いて保存袋に入れ冷凍します。
保存期間は約1ヶ月ほどです。
ただし、食感が変わってしまうなどのデメリットもあります。
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最後に
見た目は細くてヒョロっとしてますが、
意外とビタミンB群や食物繊維も多いんですね。
今日も読んでくれてありがとうございました。